街中で見かけるWoltの配達員て稼げるの?
今回はそんなご質問にお答えします
こんこんち
ぶさごろーです
時間に縛られず自由に働いてお金を稼ぎたい
まさに人類の総意ともいえるこの願望ですが、実現するのはなかなか難しい
ですが日本には、これを叶えてくれる職業が実はあります
そう、フードデリバリーです
Uber、出前館etc…色々なプラットフォームがある中で、今回は街で見かける青い人「Wolt」についてお話します
今回はこのようなおはなし
- Woltは稼げるのか
- 効率よく稼ぐための5つのコツ
僕の経験も踏まえてご紹介していきます
ちなみに僕の配達件数はトータル4000件以上です
ぜひ最後までご覧ください!
1.ぶっちゃけWoltは稼げない
結論から言うと「稼げない」です
じゃあもうお話は結構です
一応最後まで聞けぇぇぇい!
「稼げる」から「稼げない」へ
Woltは基本的に時給制ではなく出来高です
簡単に説明するとこんな感じだと考えてください
1件あたりの報酬は定額?
定額ではなくて、配達ごとに違うよ
Woltはいい意味でも悪い意味でもフットワークが軽くて、報酬体系もころころ変わるので、ここで名言するのはやめておきます
ただ一つだけいえることは
報酬は改悪の一途を辿っている
ということ
僕が始めたのが2022年ですが、当初と比較すると1件あたりの平均単価はだいぶ下がっています
正確に言うと「ほかのプラットフォーム」と足並みが揃ったというほうが正しいかもしれません
もともと報酬が高かったってことか
そう
今ではどこも下がったので報酬に大差がなくなってきているよ
「配達員の数と注文数」
このバランスが崩れて配達員の数が増えすぎたタイミングで変更されることが多いです
行動の制限がなくなってきた世の中で
また大きな変化があるのではないかと、日々配達員は戦々恐々としているのが実情です
時間帯別の収益目安
先ほど「稼げない」といいましたが、ただ僕然といっては説得力もなにもない、ただのおじさんの戯言
それではあんまりなので、ここからは実際に僕が稼働した内容を元に時間帯別の収益目安を書いていきます
場所は広島で、配達手段はバイク、平日稼働と考えて見て下さい
もちろん地域差や時期の違いもあるので、あくまでも目安とお考えください
朝(9時〜10時台)
この時間帯は
- ファストフード
- カフェ
- 牛丼屋
- ファミレス
といったところから注文が入ります
朝限定メニューやモーニングは朝食として人気
1時間あたりの依頼件数:平均1件から2件
おおよその時給: 400~1,100円
入らない時は、とことん入らないので、閑散期はあえてこの時間は稼働しないのも手です
昼食時(11時〜13時台)
1日の中で最初の稼ぎ時です
需要が高ければ複数の配達を並行して行う「同時配達」の案件もちょこちょこ入るので、時給も一気に跳ね上がります。
レストランがある程度集まっているエリアで待機していれば、必ずといっていいほど案件が入ってくるので、効率よく稼げるでしょう
稼ぎたい人はこの時間帯はできるだけ稼働しておきたいですね
時間あたりの依頼件数:3件から4件
おおよその時給:1,200円~1,500円
昼食後(14時〜17時台)
すこし遅めの昼食を食べる方や、ティータイムを楽しむ方の需要が見込めます
しかし、昼食時と比較すると依頼件数はまばらで入る時と入らないときの差が激しいです
あまり入らないので、オフラインにして休憩したり、給油したり次のピークに向けて準備をするのがオススメ
1時間あたりの依頼件数:1件から2件
おおよその時給: 700円〜1,100円
夕食時(18時〜20時台)
2度目のピークタイムです
プチ贅沢をする会社員の方をはじめ、家族だんらんの夕食など多くの需要が望める時間帯です
この時間も同時配達が入りやすいので稼ぎたい方にはもってこい
1時間あたりの依頼件数:3件から4件
おおよその時給:1,300円〜1,600円
夕食後(21時〜23時台)
夕食時間も終わり需要も落ち着く時間です
焼き鳥などの酒の肴や牛丼など夜食系の注文がちょこちょこ入ります
この時間になると営業しているお店も少なくなり、注文もだんだん減っていくため、あまり効率がいいとは言えません
割り切って帰ってもいいかもしれません
体を休めて次の日がんばろう
1時間あたりの依頼件数:1件から2件
おおよその時給:600円〜1,000円
Woltで効率的に稼ぐ方法5選
やるにしてもできるだけ少ない労力で最大限の利益を得たい
それが人の本音ってもんです
そこで、皆さんが効率よく稼げるようになるために、実際に僕がやっている5つのことをご紹介します
原付(125CC)で配達する
ウォルトの配達手段としては次のものがあげられます
- 自転車
- 原付(1種・2種)
- バイク
- 軽貨物
稼ぐためにはどの配達手段を選ぶべきか
結論としては原付2種(125CC)を選べば間違いないです
主な理由としては以下の点があげられます
- 維持費が安い
- 車体が小さくて軽いので押して歩ける
- 坂道でももたつかない馬力
- 50㏄の原付にある、30㎞制限、2段階右折がない
- 動力があるので疲れない
コスパが良くて馬力もあるのに制限がないってサイコー!
乗るためには小型二輪の免許は必要だけどね
普通自動車免許を持っていれば教習所に通うのも数日ですし、車体も中古であればそこまで高くないです
副業だったり、短時間で効率よく稼ぎたいという方であれば絶対におすすめです!
時間帯ごとに入りやすいレストランを把握
みなさんは朝イチから脂っこい焼肉を食べたいですか
おそらく「いいえ」とこたえる方が多いですよね
焼肉といえば
- 胃がもたれそう
- においが気になる
- 昼や夜に食べるもの
こういったイメージがあるため、朝起きてすぐ食べたいと考える方はゼロではないにしろ少ないです
なにが言いたいかというと「人は時間帯によって食べたいものの傾向がはっきりしている」ということです
例をあげると
朝食
- ファストフード店の朝メニュー
- カフェのコーヒー、モーニングメニュー
- パン屋のパン
昼食後
- カフェのコーヒー
- スイーツ店のデザート
- 和菓子
夕食後
- 焼き鳥
- コンビニのお酒
- 牛丼
このように、その時食べたい、飲みたいものがそのまま注文に直結することが多いです
- 朝は軽めに食べて、コーヒーでも飲もうかな
- そろそろおやつ時だしなにか甘いもの食べたいな
- 夜食を食べながら晩酌したいな
このようなお客様の考えを想像しつつ行動すれば、注文が少ない時間帯にどこで待機すればいいのか自ずと見えてきます
ピーク時間以外で無駄な待機を減らすことが収入UPへの近道です
ピークタイムに稼働する
人が多く食事をする時間帯はいつだと思う?
えー多分だけど昼と夜!
正解だよ!
Woltも多く注文がはいるのは昼食時と夕食時です
この時間を私たちは「ピークタイム」と呼んでいます
ピークタイムはレストランの多い繁華街の近くにさえいれば嘘のように注文が入ってきます
1案件が終われば間髪をいれず別の案件が入ったり、同時に複数の配達を行う「ダブルピック」まれに「トリプルピック」が入ることもあるため、時間対効果は抜群にいいです
ピークタイムに月4日から5日稼働するだけでも月1万〜2万の収入になり、年間で見れば約20万ほどの収入UPになります
副業の人なら十分な収入だね
雨の日に稼働する
雨の日に自転車やバイクに乗るのは肉体的にも精神的にもとても疲れるのでできるだけ乗りたくないですよね
カッパ着てても服が濡れるし靴もびちょびちょになりそう
路面がすべりやすく視界も悪いため配達員にとって雨の日は鬼門と言えます
じゃあ配達は諦めたほうがいいのかというとそうではありません
普段より減ってしまう配達員を繋ぎ止めるために、雨の日はインセンティブが発生することが多々あります
ほかに比べてWoltは出やすいイメージがある
しかし稼げるからといって配達ビギナーの方がいきなり雨の日に稼働すると大きな事故、違反、大幅な遅配を起こす可能性があるためオススメできません
配達に不慣れな方はまず、
- 天気がいい日に件数をこなす
- 慣れてきたら雨の日に1件配達モードで配達する
- 満を持して雨の日同時配達をする
このような流れで初めていくとよいでしょう
かなり石橋を叩いてわたっている印象
違反したら1日の報酬全部飛んじゃうし、事故は最悪…ねぇ
土日に稼働する
休日は人が集まったりする機会がおおいので、デリバリーの需要も高まります
商品をドロップした後、すぐに注文が入ることが多いので無駄な移動がなくて効率よく稼げます
土日のピークタイムだけでも稼働すればかなり収入UPにつながるので、副業の方にはピッタリです
結論:副業としては稼げるが本業の方は今後の動向を注視したほうがいい
「Woltは稼げるのか」ということについて書いてきました
結論としては「副業としてはOK、本業は様子見」がいいでしょう
弱気じゃん
闇雲に進んでも苦しむだけだからね
収入が不安定
先ほどもお伝えしましたがWoltは出来高制です
出たらお金になりますが、出なかったら1円も稼げません
急な予定、体調不良などで一気に収入がゼロということもありえます
特に今のような不安定な世の中では常にリスクと隣り合わせです
また、先ほど赤文字で書いていたように、こちらが意図していない報酬の改定が突然おこなわれ収入減につながることもあります
あくまで雇用ではなく業務委託だから仕方がないのですが、いざ自分の身に降りかかるとダメージが大きいです
たしかに収入に生活水準を合わせてたら突然減るのは困る
ローンとか毎月の支払いに影響するからね
生活様式の変化
最近では行動の制限も緩和されて、外を出歩く人が増えたように感じます
街中とか前と比べて目に見えて違うよね
これはとても前向きな社会の変化なのです
しかしながら僕たち配達員としては多少複雑な気持ちが拭えません
言い方は悪いですが、フードデリバリーは行動が制限されていたが故に伸びた文化であることは間違いありません
なので、人々が自由にであるけるようになった今、その文化も多少のかげりをみせるのではないか一抹の不安があります
今後の動向は要チェックやで
撤退のリスク
企業は利益を上げなければなりません
もし自らが利益を上げるために、日本という市場が適さないと判断した場合どうするでしょう?
おそらく「撤退」という選択肢もありえるんじゃないでしょうか
2022年はフードパ◯ダさんやD○D○フードさんが相次いで日本から撤退しました
今は競合ひしめくフードデリバリー戦国時代
いつどのように戦況が変化してもおかしくないです
もしフードデリバリーを本業としたいとお考えの方は「撤退」の可能性も頭においた上で始めることをおすすめします
興味あったけど怖くなってきた
これに関しては他のフードデリバリーを登録するとかリスクヘッジすれば多少は安心できるかもね
まずは副業から始めてみよう
本業とするには慎重な判断が必要なフードデリバリーですが、副業としては登録すれば始められるので手軽さはトップクラスと言えます
自転車一台あれば始められるしね
今の仕事を辞めてフードデリバリーを本業にしたいと思われている方も、まずは副業から始めてみることをおすすめします
やっていく中で、
- 自分にあっているか
- 続けられるか
- 生活を維持できる収入をえられるか
といったところを見極めつつ、副業でお金を貯めながら新たなステージへ挑戦をしていくとよいと思います
興味がある方はまず1日だけやってみるという気軽な感覚で試してみてはいかがでしょうか
それでは今回はこのへんで
ドロンっ
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