街中で見かけるフードデリバリーの配達員さんて稼げるの?
てかどんな仕組み?
ふっふっふー現役でやっている僕が説明してやるぜ
こんちくわ
三度の飯より金が好き
ぶさごろーです
自由な生活に憧れて脱サラしたものの働かねば食っていけない
とはいえ社畜は2度とごめんということで、手始めにフードデリバリーの配達員をはじめました
なんでフードデリバリー?
バイクで配達とかなんか楽しそうやん
てきとー
ちびちび配達して気づいたら1年もやってました
配達実績は4000件以上です
ということで今回はフードデリバリーについて広く浅く掘り下げていきます
- フードデリバリーのしくみって?
- フードデリバリーは儲かるのか
- 稼ぐためのコツ
- これから始める人へのアドバイス
1年間で学んだこと全部はなすぜ
【図解】フードデリバリーのしくみ
図解すると上のような感じ
説明プリーズ
ちなみにプラットフォームっていうのが使うアプリの運営会社ね
有名どころだと「Uber eats」「Wolt]「出前館」のことだよ
配達員が僕たち、レストランは料理を作るお店のことです
- ①注文・支払い
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アプリを利用し食べたい料理を検索する
料理が決まったらアプリ上で注文&支払い
- ②調理リクエスト
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アプリ上で注文が入ったら、プラットフォームから該当するレストランに料理を作るように依頼
- ③配達リクエスト
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注文された料理を配達するのにもっとも適した配達員に配達依頼が入ります
- ④料理の受け渡し
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配達員は注文が入ったレストランに向かい出来上がった料理を受け取ります
- ⑤料理を受け渡し
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レストランから受け取った料理をユーザーに配達します
- ⑥配達報酬・調理報酬
-
配達員・レストランに対してプラットフォームを利用した手数料を引いた額が報酬として支払われる
時給じゃなくて完全歩合性
なるほどねー!なんとなくわかったー!
ちなみに配達員になるには事前登録が必要です
登録しておけばアプリをオンラインにするだけで、いつでも稼働できるんだ
フードデリバリーは儲かるのか?→儲からないのでやめたほうがいい
自由な働き方に憧れてたからちょっとやってみたいなー
おやめなさい
急に張本!?
結論から言うとこれからフードデリバリーを専業とするのは辞めた方がいいです
理由としては次の3つがあげられます
①行動制限によって広がった文化だから
ここ数年はなるべく外出を控えるよう国からお達しがあったため、多くの人が満足に出歩くことができない世の中でした
たしかに外食とかぜんぜんしてなかったなー
外食することができなくなった分の需要がフードデリバリーに流れてきていたのですが、行動制限が緩和されたのをきっかけにあきらかに注文が少なくなっています
ある程度のファンがいるので、文化としてなくなることはないでしょうが、注文数が減っていくことは避けられないでしょう
注文が入らなければおまんまの食い上げですわ
②配達員が多すぎる
猫も杓子もフードデリバリーの配達員じゃあないですが、3歩歩けば配達員に出会うくらい多いです
面接などもなく始められるその気軽さからか、以前と比較しても正直多すぎます
入った注文をみんなで分け合っているわけですから、配達員が多いと必然的に配達する件数が下がるため稼げません
③報酬自体が下がっている
いま全体的に配達員の報酬が下がってきています
どこのプラットフォームかは言いませんが、サービスがはじまった頃、1件配達すれば条件によっては2,000円超えるなんてこともありました
それが今となってはどこのプラットフォームも平均すると1件あたり数百円が関の山
配達数と配達員数のバランスを考えても更なる改悪がおこることも十分ありえます
うーん、せちがらい世の中!
稼ぐためにはどうすればいいのか?
それでも「やりたい」「興味がある」と思われるかたがいらっしゃるのであれば止めはしません
自分達の人生ですから
そんな勇気あるみなさんに僕が唯一できることは、稼ぐためのコツをお伝えするくらいです
ピーク時間に稼働する
人はなぜ飯を食うと思う?
えっなんで?
腹がへるからよぉぉぉ!!!
一般的に食事をする時間帯、昼と夜を僕たちはピークタイムと呼んでます
その時間帯は配達員の数よりも注文数のほうが上回るため、待機時間なくひたすら依頼が飛んでくるため入れ食い状態です
効率がかなりいいので、稼ぎたい人はこの時間帯稼働すること必須と言えます
雨の日や寒い時期に稼働する
また今日も雨か…外出たくないな
チャーンス
梅雨の雨が多い時期や冬の寒い時期などは誰しも外に出かけたくないと思うものです
この「出たくない」という気持ちが、僕たちの飯の種になります
配達員がへって注文が増える
稼げる絵しか思い浮かびませんね
それに雨の日はインセンティブがでる場合もあるので、でればいつもより短時間で稼ぐことも可能です
その分体力の消耗や事故のリスクも上がるので十分注意しよう
イベント日や土日祝日などの休みに稼働する
- イベント日
- 土日祝日
- 大型連休
このようなタイミングは、みんなで集まることがおおいので1日を通して結構注文が入りませす
イベント日とは、クリスマス、卒業式、入学式とかのことね
休みよりなによりお金稼ぎたいという人は積極的に稼働するようにしたらいいでしょう
これから始める人へのアドバイス
これだけ言っても、どうしても始めたいという稀有な方がいらっしゃるのであれば、僕から少しだけアドバイスさせてください
専業ではなく副業から始めてみる
先ほど専業ではやめたほうがいいとお伝えしましたが「副業」なら問題ありません
なぜなら、無理だった時すぐに本業に戻れるから
フードデリバリーの配達員は「個人事業主」です
一人親方ってやつね
個人事業主のデメリットとして大まかに次の5つがあげられます
- 収入が不安定
- 納税は自分でしなければいけない(確定申告)
- 年金は国民年金になる
- 国民健康保険がめちゃくちゃ高い
- 家のローンを組むのが困難
個人事業主はサラリーマンや公務員と比べると社会的な信頼度が低いです
ローン審査とか通りにくい
どうしても興味がある方は、副業で始めてお金を貯めて、家とかのローンを通してから始めるとよいでしょう
収入の柱をもう一つ作ってからはじめる
フードデリバリーは今後稼げなくなっていく可能性が高いです
過去にプラットフォームはもっとたくさんありましたが、少しずつ日本を撤退していっているのが現状です
各社が牽制しあって今の報酬水準が保たれているのに、これ以上撤退するプラットフォームが増えると、牽制する必要がなくなり更に食えなくなる可能性も考えられます
収入の柱がこれ一本だと正直心もとないかー
だからこそ、収入の柱をあといくつか増やすことをおすすめします
なにかしらスキルがある方なら「ココナラ」とか「ランサーズ」で報酬をえることもできるでしょうからそちらでも収入を得られるように自分のスキルを磨くのもいいでしょう
柱がいくつかできれば、一つの柱がダメになった時のリスクヘッジになります
その柱のうち一つが大きなビジネスになる可能性もあるしね
フードデリバリーは稼げないけど楽しい仕事
ここまで見ていただいた方は
「こいつクソアンチフードデリバリーやん」
そう感じたかもしれませんが違います
フードデリバリー大好き人間
それは俺のことだぁぁぁっぁ!
めちゃくちゃ好きなんですよ
まじで
ただ、配達員の人の待遇が悪くなってきている現状が悲しいと憂いているだけ
- オンラインにすればいつでも稼働できる
- 働きたくない時は自分のタイミングで休んでいい
- 人間関係がほとんどないのでストレスが皆無
パッと考えただけで、フードデリバリーのいいとここんなにあるんです
これはサラリーマン時代では決して得られなかった環境なので、非常に満足しています
好きだけどおすすめできない
そんなジレンマを感じながら今記事を書いています
もし「報酬とかどうでもいい、自分はそんな仕事がしてみたい」と考えている方がいるのであれば是非やってみていただきたいです
虜になること間違いなし
今回は、上辺だけをさらっとご紹介しましたが、報酬のこととか、稼動に役立つものとか、いろいろ話したいことがたくさんあるので、それはまた別の機会にお話しします
それではまた!
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